地球の中華そば
2016.06.18.Sat.22:35



地球の中華そば@神奈川県横浜市 地球の塩そば&白湯そば
「地球」と書いて「ほし」と読みます。TRY2015-2016の新人大賞総合1位。とりあえず話題のお店には行っておこうということで。この日から、ラーマガ限定 塩かけそば~初夏のトマト味~ が提供開始されてましたがスルーしてレギュラーメニューを。
まずは塩から。アブラが多め、重層的なうま味、ハッキリとした塩ダレの加減。なかなかにどっしりしたスープ。麺はしなやか・なめらか。スープのおかげでかなり食べごたえのある塩らーめんです。新店だけど味的には完成された感のある一杯。
続いて白湯そば。このお店では動物系素材として鶏、豚、牛を使うそうです(清湯スープにも使ってるとのこと)。ちょっとこれは好みから外れ。甘味偏重型。このスープは動物系以外にもいろいろな素材を織り交ぜてるようだけど、だからと言って美味しくなるかと言うと、ね。
塩>白湯。蛇足だけど、このお店の塩ラーメンより美味しい塩ラーメン、愛知にいくつもありますよ。
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飯田商店
2015.11.28.Sat.20:25



飯田商店@神奈川県足柄下郡 醤油らぁ麺(750円)&つけ麺(900円)
ずっと行きたかったお店、やっと行ってきました。
まずは醤油らぁ麺。あー・・・これは美味いですわ~。スープを構成する醤油ダレ・出汁・鶏油の一体感、そしてスープと麺の一体感、この上なく素晴らしい。見た目も味わいもクリアで澄み切ったスープ。でも深い。ヤワめの麺は滑らかな舌触りで喉越しが素晴らしい。ステキなラーメン。自分が今まで食べてきたこのタイプの醤油ラーメンではベスト。
つけ麺。あー・・・これはイマイチ。麺は昆布カツオ出汁に浸かってるんですが、この出汁、昆布由来の粘りがとんでもない具合で、まるで自然薯のとろろみたい(ちょっとおおげさか笑)。麺を持ち上げても当然出汁がかなり絡んできます。つけ汁につけて麺を口に運んでもつけ汁がほとんど麺に乗ってこないし、麺の風味や舌触りを昆布が殺しちゃってるしで、食べてて面白くなかったです。醤油らぁめんのほうが麺を楽しめますよ。こうやって考えると、このメニューに限らず、つけ麺の麺に出汁を浸けるのってどうなの?って思ってしまいますね。・・・もうちょいつらつらと書こうと思ったけどこの辺で。
ラーメンショップ 寿々㐂家
2015.05.10.Sun.20:58


ラーメンショップ 寿々㐂家@神奈川県横浜市 ラーメン(700円)
ラストは寿々㐂家へ。評判が良いということで行ってみました。保土ヶ谷という、ちょっと横浜市の市街地からは離れたところにあって、最寄駅からちょっと歩きます。着くとやっぱり行列。結局、並ばなかったのは開店直後の時間帯に行った壱六家だけでした。
結論から言うと、この日の4軒の中では一番好みの味でした。スープの厚みはここが一番あったように思います、醤油ダレも意外としっかり効いていて、バランスが良いな。クリーミーでかつ鋭さもある味わい。
というわけで家系めぐりはこれにて終了。総じて、平ザルを使った華麗な麺捌きや、盛り付けも店員どうしのコンビネーションが良さ、本当に手際が良いです。店員さんの元気と緊張感がお店のいい雰囲気を作ってます。味に関しては正直なところ期待をチョット下回ったわけですが、家系のスープの味は日や時間帯によってだいぶ変わってしまうみたいなので、1回行っただけでは・・・というのは思ってます。ただ、このブレが魅力の一つなんでしょうね。
濃厚な豚鶏出汁・化調や塩分をガッツリ効かせたスープにマッタリ鶏油、モチッとした食べごたえのある麺。うーん、そそられる。でもそれだけじゃない、活気のあるお店の雰囲気。家系ラーメン屋を巡って、家系ラーメンの魅力は味だけじゃないなーと感じました。物理的にも心理的にもしっかり満たされて、とても充実した日となりましたとさ。おしまい。